DIALOGUE+記

かくめいを応援するぜ!

DIALOGUE+1 名古屋公演に行ったぜ。

初投稿だ! (以下敬称略)

田淵智也×田中秀和に釣られてほいほいとここまで来てしまったぜ。

「DIALOGUE+ tour2021 DIALOGUE+1」

UNISON SQUARE GARDENのライブにしか行ったことがなかったが、アルバム「DIALOGUE+1」のきゃにめ版の先行券になんとなく応募。からの当選。からの4列13番とかいうど真ん前。

田淵流に言うならば、楽曲派の「鬱陶しいオタク」に分類されるであろう僕(19歳男性)は、なんなら後ろの方の見渡せる席を期待していたのだが。ここでファンクラブのUSGでも引いたことのない神引きをしてしまう。

しかしついてみるとかなり近い。

案内に従って着席し、待つ。するとOP,actだろうか、堀崎さんが歌い出す。ソラニンだ、上手い。かっこいい。

さてピクトグラムが1日を表すような映像とともに始まる。

M1.「かいかいせんげん」
僕は度々ライブを見ないので実に僕たちのかくめい以来の演奏になって、テンションが上がってしまう。

M2.「夏の花火と君と青」
いやマジで花火が上がってた。実は会場の名古屋公会堂のHPの利用申請書類のページに「火薬仕様など」のテンプレートがある。なんとなく気にしていたので、半分予想的中で驚いた。

M3.「ドラマティックピース!!」
この曲はアルバムでもあまり好みではなかったが、ライブで聴いてしまうと印象が変わる。なるほど、円盤にはパワーが足りてなかったのだと。それぞれのセリフの圧を感じると、聞きこまなければならないと思わされる。

M4.「シュガーロケット」
こちらは「おもいでしりとり」カップリングである。作曲は守屋曰く「毛玉」こと広川恵一氏である。(D+BOX Vol.20 21:05〜より)あふれるパワーがライブ映えすると感じた。

M5.「I my me mind」
おしゃれなナンバー、ここまでで感じたことは緒方さんがかなり目立って感じたこと。勝手に「せっかくの初ライブ、やかんちゃんとまゆゆんを見るぞ」と意気込んでいたのだが、気づくと緒方に視線がいく。高身長+大きな振りのせいだろうか、この曲でも華やかだった。飯塚さんはやはり確かな歌唱力が会場に響く。

M6.「アイガッテ♡ランテ」
キタ~(^o^)! 田中秀和の曲を初めて爆音で聴けるという、個人的山場その1である。田中秀和はD+と最初期からの関わりがある音楽家である。"ブラックアダーコード(分数aug)"と呼ばれる特徴的なの和音を用いた手法が特徴的であり。その良さはライブ会場の爆音でこそ発揮され、改めて癖のある曲として脳裏に焼き付いた。ぜひ今後もD+には歌いこんでほしい一曲。

M7.「あやふやアスタリスク
ぼくたちの現在地打ち上げ頃のおじZOOMかYouTubeライブ(なにかの裏配信)で田淵Pがファンからの音響についての不満点に応える流れで話していた「広川くんのイケイケシンセは爆音で」という事に演奏開始直後に期待が高まった。やはりこれも爆音が染みる。2番からの化け具合や、ポップがほとんどのD+では珍しいしっとり系で、メンバーの表情もガラリと変わる。特に照明による視覚への刺激が脳みそを溶かしに来る。完成度の高い曲となっていた。チョー気持ちよかった。終了後の曲感の演奏もかなりカッコよかった。1つのフレーズからあそこまで広がるなんて…。

M8.「謎解きはキスのあとで」
凱旋内山とサイコ宮原の楽曲。なんと言ってもダンスである。他の曲に比べ2人のパートが多く、音域も広い曲であるが"ぼくたちの現在地"で見せつけた安定感は健在である。ところで同じ傘をたくさん見かけたが、あれはなんだろうか、フランフランとかで売ってるんだろうか。少し思ったのは、ダンスが配信などの上から見る場合は良いが、1階席では少々見にくいことだろうか。とは言っても視覚的に印象深い曲も面白いと思う。

M9.「プライベイト」
僕のような楽曲派ではない派閥にとっては垂涎MVのキュートなナンバー。(僕にもグッと来てます。)ストリングスがグッと入ってきたように記憶している。しかし少々印象には欠けるような気もした。おそらく他が強すぎるためである。

M10.「Domestic Force!!」
おなじみ強強曲である。かくめい→現在地での完成度の高まり方がえげつなかった為に個人的には期待値よりは低かった。しかしポップなグループのアクセントとして確立された完成度であることは揺るぎないと感じた。

M11.「20xxMUEの光」
個人的にアルバム最強だと思う一曲。これ以上に守屋&村上を引き出す曲はない。楽曲自体は田淵が全面に出ており、ハイテンポハイトーンなど、どこかの〇藤〇介の声が聞こえてきそうというか正直〇ニゾンでも違和感ないと思ったりしている。現在地の時点で異様に完成されており、最年長守屋のとんでも能力がにじみ出ている。電波な曲なだけにこれも爆音が正義である。サビの譜割りもお気に入りだ。この曲は単一で記事でも作ろうかというくらいに凄い…。

M12.「おもいでしりとり」
D+で恐らく最も知名度の高い曲である。歌ってみた、弾いてみたで取り上げられ、作品知名度も大いにある。ライブを聴いた今、円盤のクオリティの高さに気づいたログっ子も多いのではないだろうか。これは決して悪い意味ではない。知名度の高いおもいでしりとりのライブを見た一般人がYouTubeをみてさらに驚いて沼に浸かるというブライト艦長もびっくりな3段構え(2段構え)となっている。ある意味期待を裏切ったかもしれない。

M13.「Sincere Grase」
ここに来たかーーーー!!!!!!なセトリ史上一番驚いた曲。最後にTDされた時系列上の最新曲である。この曲自体にそこまで思い入れはないが、このあとの曲のための準備かつ緩急として最高である。マジで腰抜けるセトリだった。

M14.「人生イージー
ダンスが2人1組でプレイヤーとキャラクターになっている、素人でも超キュートだと思う沢口かなみ先生の振りを生で見れて最高である。表情もギミックも豊富で見て楽しい曲である。編曲は田中秀和である。パワー、ポップ、ギミックなど文句無しで円盤を超えたパフォーマンスだっただろう。

M15.「大冒険をよろしく」
スーパー鬼強曲、飯塚パワーでジェッ飛ばす一曲。
こちらはメンバーもさながら、バックバンドに注目してみよう。鈴木さんの荒ぶり方といえばもう鬼神である。4人共ここは自分の領分だと言わんばかりのえげつないパワーを伝えてくる。メンバーも負けじと声を出す。13人で作り上げるD+の全力はライブの盛り上がりを最高にした。

このあたりの楽曲は振り付けも少し知っていたので、ドルヲタではなかったが少し動いたりもしちゃったぜ。(終始ノリノリだったが)

M16.「花咲く僕らのアンサーを」
紙吹雪がお決まりの演出、ライブを華麗にフィナーレに導いてくれる。最初期の曲だけに、8人ともしっかりと揃っていた。

M17.「透明できれい」
アルバムリード曲。演奏、歌唱、照明、すべてがマッチした至極の演出だった。ドラム凄く細かいプレイが好みなのだが、ブレイクからの絶え間ない圧力が、存在感を発揮していた。

M18.「はじめてのかくめい!」
もはや何も言うまい。

ENCORE1.「好きだよ、好き。」
田淵曰く、畑亜貴的なネーミングだそう。「君が僕を嫌いになるときは 僕が夢を捨ててしまうときだ」という歌詞が凄く気に入っている。メンバーのはっきりと言葉を置くような歌い方もライブならでは。宮原の歌い方が1番しっくりくる。絶対に聞きたかった一曲である。

ENCORE2.「ダイアローグ+インビテーション!」
これも絶対に聞きたかった曲。イントロの堀崎ギターのスライサー(音を細かく切る装置)がフラフラ5月同様に披露された。これがかっこよすぎる。YouTubeでも確認できるので是非見てほしい。(フラフラ5月 10:00〜)ダイアローグの中でもかなりロックなナンバーであり。バンドの圧が必要だと解らされたパフォーマンスである。盛り上がりすぎて正直覚えてないくらいだ。


さて、全曲について話してきたが、ここからは総評(?)となる。

D+初ライブということで、正直ドルヲタにビビりながら向かった名古屋市公会堂。ドルヲタがありえないほど飛んでいたが、推しが目立つとその人のテンションが上がりだすというのは、鬱陶しい半分どこか気持ちいいものもある。振りを覚えているのも凄いと思う。

感じたことで言えば、飯塚のアイドル力なるものが強すぎる。明らかに一人だけ余裕があるのだ。前方の席の面々は何度か目があったのではないか。いつもの「こっち見た!」とかのレベルではなくはっきり僕らを見ていたと思う。全体通して視線の定まり方が一人だけ違うのだ。水色以外の目を見ていたとの発言もあることから、余裕を感じざるを得ない。すごい。

少しアスリートが過ぎないか?と思ったが、我々に驚愕を与えてくれたライブとなった。

半分レース生地のスカートがあったと思う。あれに貼ってあったキラキラの配置は直前の星座(?)と一致していたと思う。衣装にも細かいこだわりを感じた。
音楽以外にも、ライブでは気づきがあって楽しい。

D+の悪いところは見るところが多すぎることだな。メンバー、バンド、VJ、篠崎さん…etc。とにかく魅力が満載なもりもりライブで8000円でかなり楽しめたぜ!!!


帰り際に聞きなじみのある声がする…。田淵Pだ。ステージの下のあこがれの彼に驚愕しつつ、栄の噴水へと会場を後にしたのだった。(名古屋では有名なBUXUSというバンドの路上ライブを見るため)


大阪、名古屋公演を2日連続に成し遂げた8人をはじめとしたD+チームに賞賛あれ‼‼‼



p.s 誰推しとかはないんですが、やかんちゃんかわいい。


以上、鬱陶しいオタク。

参考リンク
「フラフラ5月 ダイアローグ+インビテーション」例のイントロ 21.5.21 定期公演ライブ「フラフラ」5月ダイジェスト映像【DIALOGUE+】 - YouTube
守屋 すごい毛玉」 DIALOGUE+BOX Vol.20 - YouTube